ブランド誕生ストーリー
Antipodes(アンティポディース)のブランド創設者兼CEOのエリザベス・バーバリッチは、世界中の誰もが知るグローバルブランドの従来のスキンケアと同等の効果効能をもちながら、ニュージーランド産の植物由来成分を原料とするスキンケア製品を探していました。そしてその過程で、サイエンスのアプローチを用いたグリーンビューティブランドを設立するに至ります。そして、生のスーパーフルーツから抽出される成分などのニュージーランド産の原料と革新的な技術とを組み合わせて完成したオーガニック認証をもつ製品ラインアップを展開するこのブランドは、そのラグジュアリーな処方で世界中のファンを魅了し、多くの賞を受賞するブランドへと成長を遂げました。
「価値観と信念を持ち続けることで人生を築くことができることを後世に示したいと思っています。また、環境保全への取り組みについて、妥協する必要がないことを示せたことも誇りに思っています。私たちは積極的にクリーンでオーガニックなニュージーランドの原料を採用しています。
私たちはサステナブルな事業運営と品質管理のため、価値観を共有するサプライヤーとのみ提携しながら、ニュージーランドでの製造を続けていきます。それがアンティポディースのグリーンビューティへの約束であり、それを世界と共有できることを誇りに思います。」
肌にも地球にもやさしく環境に配慮したスキンケアでも、サイエンスのアプローチを採用することで、きちんと肌実感できる製品を開発できることを証明したかったのです。
Antipodes(アンティポディース)は現在、およそ30カ国で展開し、特に世界を舞台に活躍するセレブリティやインフルエンサーを中心とした熱狂的なファン層を築いてきました。
エリザベスの人生には常に「科学」が重要な役割を果たしてきました。大学では生物学の学位を取得し、MBAも取得しました。卒業後、彼女は米国を本拠地とし、腹腔鏡手術で使用される医療機器技術を開発する国際的な医療機器の会社に就職しました。ニューヨークでトレーニングの経験を積んだ後、エリザベスは、この企業のニュージーランドとオーストラリア代表者となり、この地域の最先端の腹腔鏡手術をおこなう外科医への機器の取り扱い指導を行いました。
エリザベスは在籍期間の8年間に、アジア太平洋の新製品発売において2度の営業成績トップを獲得。この企業で学んだ貴重な教訓-革新性、創造性、そして確固たる科学的検証の重要性が、アンティポディースに彼女がもたらした信念の礎となっています。
何年もの間、外科医と共に働くことにより、少しの失敗さえ許されないことを学びました。その経験から、Antipodes(アンティポディース)での新製品開発には緻密なまでに準備を進めます。時に1製品の開発に18か月の時間を費やすこともあります。高いパフォーマンスが求められるスキンケア製品をお届けするためには、そこに妥協はないのです。
きっかけは、夫のゾランによるものでした。「夫は自然療法に興味を持ち、フレッシュジュース、サプリメント、代替医療などのライフスタイルを私に紹介してくれました。そのおかげか、当時、4歳未満の子供が3人いても、健康でエネルギーいっぱいに過ごしていました。」
製品の処方については深い知識をもっていましたが、次に探したのがクリーンで環境に配慮したスキンケア製品でした。
「あらゆるスキンケアを探しましたが、グローバルブランドの従来製品と同等の効果をもち、自分の乾燥肌に十分な潤いを感じさせる天然由来成分のスキンケアは見つかりませんでした。そこで私は自然由来の成分を配合したスキンケア製品でありながら、クールでアバンギャルドなブランドを求めている人は私だけではない、と思いました。そして、そのようなブランドをつくれたなら、“ナチュラルスキンケア”というカテゴリーも一段階上のレベルへと引き上げられるのではないか、と考えました。」
科学と自然由来のスキンケアに対する彼女の愛を組み合わせることで、人々の肌によいだけでなく、地球にも良いブランドが誕生しました。
「お客さまは、臨床結果を信頼してきれいになるためにアンティポディース製品を購入してくださっています。」
エリザベスと、同じ会社で働くゾランにとっても、もう1つの重要なことは、3人の子供たちのためにレガシーを作ることです。